九州地区高校軟式野球大会県予選 2季連続7回目優勝の東九州龍谷が再び九州王者を目指す 【大分県】

2023/04/02
  • 高校野球

 ひと冬を越えて打撃力が上がった東九州龍谷が、「第61回九州地区高校軟式野球大会県予選」で2季連続7回目の優勝を飾り、九州地区大会で連覇を目指す。全2試合に先発し、4番打者として勝利に貢献した葉金惺(3年)は、「自分たちのスタイルである守備からリズムをつくることができ、長打が打てるようになった。九州大会では連覇が懸かっているがプレッシャーは感じていない。僕らの目標は夏の全国大会に出場することなので通過点として考えたい」と先を見据えた。

 

 投手は安定感があり、試合をつくれる葉金惺、制球力の高い葉金徠の双子に、キャプテンの小下裕介(同)の3本柱がいる。昨秋に九州王者となってから、もう一段階上のチームを目指そうと打撃強化に取り組み、バットを振り込んだ。チーム全員に肉体改造を課し、ウエートトレーニングの回数は週2回から3回に増えた。練習後に卵かけご飯を食べて増量にも取り組んだ。成果は顕著に現れ、「飛距離とともに強い打球を打てるようになった」(小下)。

 

九州地区大会に向けて、練習に熱が入る

 

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