ラストバトル〜3年生、最後の戦い〜 高校野球 “黄金の金棒”で今大会初本塁打 山月研翔(大分雄城台3年)

2021/07/06
  • 高校野球

 高校球児の憧れの舞台となる甲子園を懸けた「全国高校野球選手権大分大会」が開幕。勝者と敗者を分かつことが酷に思える熱戦が繰り広げられる。3年生にとっては負ければ最後の大会となる。ここでは3年間、競技に打ち込んだ3年生にスポットを当てたい。

 

 開幕戦で、大会を華やかに彩る第1号本塁打を放った。六回、大分雄城台が2点のリードを追う展開で3番・山月研翔は、「長打を狙っていた。ストレートだったと思う」と、思い切り引っ張った打球はライトスタンドに飛び込んだ。「記憶に残ることができた。とにかくうれしい」と喜んだ。

 

 ムードメーカーの一撃はチームを勇気づけた。釘宮啓彰監督の「あの1点でベンチの雰囲気が変わった。いけるぞという空気になった」との言葉通り、八回には短打と四球で塁を埋め、池田太晴(2年)の中前二適時打を呼び込んだ。

 

今大会初本塁打を放った山月研翔

 

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