全国高校総体 グッドルーザーたち テニス女子 県内最強から全国最強を目指す辻さくら(福徳学院3年) 【大分県】

2024/08/23
  • 高校総体

 2年連続で県高校総体3冠に輝いたが、全国の壁は高かった。全国高校総体(インターハイ)テニス女子の団体、個人シングルス、同ダブルスに出場した辻さくら(福徳学院3年)は思うような結果は残せなかった。辻は「勝てなかったことは悔しいが、地元開催の応援が力になった。最後のインターハイは楽しくテニスができた」と振り返る。

 

 酷暑が続いた今大会、試合中にWBGT(暑さ指標)が基準を超え、試合が中断されるなど思わぬアクシデントがあった。「小まめに水分補給をしてリラックスした」とはいえ、集中力が途切れないように緊張感を保つのは難しかった。サーブからリズムをつくり、ポイントを重ねたかったが思うように体が動かない。それでも「我慢しろ」と自分自身に言い聞かせ、ミスせぬように粘りのテニスを貫いた。調子が上がり切れない状態は続いたが、ダブルスではストロークの強さを発揮し、ペアを組む小田凜花(3年)とともに16強入りを果たした。

 

全国高校総体では3種目に出場した

 

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