インターハイ バレーボール女子 東龍が日本一に向けて最高のスタート

2022/07/30
  • 高校総体

全国高校総体バレーボール女子

予選グループ戦 7月29日 YGドーム(徳島)

東九州龍谷2(25-17、25-22)0下北沢成徳(東京)

 

 バレーボール女子の全国高校総体で、東九州龍谷(東龍)が日本一に向けて好発進した。予選グループ1回戦で前大会覇者であり、第2シードの下北沢成徳と対戦。2−0で勝利し、決勝トーナメントに進出した。相原昇監督は「日本一になるために最高の形をつくった。ストレートで勝ったのは大きい」と笑顔を見せた。

 

 日本一を描く相原監督には狙いがあった。6月の九州大会が終わって、エースの飯山エミリ(3年)をオポジットからミドルブロッカーにポジションを転向した。高さとパワーのある飯山を真ん中に据えることで、攻撃のバリエーションが増え、左右のスパイカーのマークが分散される。守備においては相手のエースをブロックで封じ、チームが活性化した。

 

 第1セット序盤は飯山にボールを集め、連続ポイントで先制パンチ。相手がひるんだところで、すかさず力強いスパイクを打ち込み、一度もリードを許すことなくねじ伏せた。第2セットは序盤に5点のリードを許したが、サーブで相手を揺さぶり、自慢の高速バレーで追撃する。中盤に逆転してからは、着実にポイントを重ねて逃げ切った。

 

エースとして大活躍した飯山エミリ

 

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