県高校総体 クライミング男子 大後戸陽太(大分西2年)が圧勝

2021/06/19
  • 高校総体

 得意のボルダリングでは3課題を1回で成功。「壁に張り付くイメージで登った」との言葉のごとく“クモのように”課題をクリアした。「これまでやってきたことを出せた結果」と涼しい顔で話したが、努力が報われた。

 週のほとんどを大分市内のボルダリングジムに通い、4時間程度の練習でボルダリングに必要な体の使い方を繰り返し練習した。ボルダリングジムでの練習以外に、トレーナーと話し合いながらクライミングに必要な体幹や筋力などを高めた。昨年は主要大会がほとんど中止になり活躍の場が少なかったが、全国大会で表彰台に立つために黙々と練習した。

 

 今大会は国体県予選も兼ねており、7月のブロック国体出場権も手にした。「イメージ通りに登れ、楽しむこともできた。本国体に出場できるように、もっと技術を高めたい」と大後戸。昨年のうっぷんを晴らす1年となる。

 

当面の目標は本国体の出場となる

 

 

(柚野真也)

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