県高校総体前特集 バレーボール女子① 3年力全開、一枚岩となった東龍に隙なし
2021/05/04
- 高校総体
県高校総体のバレーボールは29日に開幕する。3日間で県王者が決まり、全国へと続く。大会前特集として前哨戦となった女子の「全九州バレーボール総合選手権大会県予選(九総予選)」(4月17、18日)で優勝した東九州龍谷(東龍)、2位の大分商業、3位国東と臼杵の上位4校を紹介する。第1回は全日本バレーボール高校選手権大会(春の高校バレー)で3位となった東龍。新戦力が加わり日本一を狙えるチームになっている。
今年の東龍は総合力が高い。前チームは室岡莉乃(日立リヴァーレ)が絶対的エースとしてチームを引っ張ったが、現チームは1年次に春の高校バレーで日本一を経験した佐村真唯、折立湖雪、新改星南、新改栞南の3年生の4人を軸に、184㌢の飯山エミリ(2年)、4月に入学した新1年生が加わり、選手層は厚く、穴がないという印象だ。最終学年となった3年生は前述の4人の他、山中雛や星野彩夏らは「高校ラストイヤー」との思いが強く、レギュラー取りに意欲を示している。
3年生が力強く引っ張る東龍