県高校総体 空手道 個人形で羽田野礼凱、近藤寧音が頂点に 【大分県】

2025/06/03
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県高校総体

5月31日 杵築市文化体育館

空手道個人形

男子 1位・羽田野礼凱(大分南)、2位・土師健聖(杵築)、3位・田村蒼士(大分南)、樋口零斗(東九州龍谷)

女子 1位・近藤寧音(高田)、2位・佐藤姫優(大分南))、3位・松野彩吹(東九州龍谷)、平野蘭季来(同)

 

 県高校総体の空手道・個人形で男子は大分南の羽田野礼凱(らいか・3年)、女子は高田の近藤寧音(ねね・3年)が頂点に立った。いずれも決勝では7人の審判全員が旗を上げる完勝。演武そのものの完成度はもちろん、精神的な成長を印象づける大会となった。

 

 女子の近藤は4月の県選手権に続くタイトル獲得で、勢いそのままに頂点へと登り詰めた。これまでの課題だった「本番で力を出し切れない」という壁を、前回の優勝で乗り越えた。151cmと小柄ながら、スピードとキレで勝負するスタイルが冴え、決勝では得意の「雲手(ウンスー)」で力強さを見せた。演武後にはコートを降りながら満面の笑みを見せ、「高校最後の大会なので力を出し切ろうと思った。昇り調子でここまで来た。100点満点」と語った。全国高校総体では「入賞」を目標に掲げ、堂々と前を向く。

 

スピードとキレのある演武で優勝した近藤寧音

 

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