国体ジャイアントスラローム成年男子 杉本和輝 力発揮できず、悔しさ残る

2018/02/28
  • 国体

 物心つく前から父親の影響で雪山を滑っていた杉本は、中学2年から本格的にスキー競技を始めた。「瞬発力、スタミナを高めるため」に冬場のスキー練習ができないときは陸上部に所属し、基礎体力の向上を図った。高校時代は海外トレーニングや実業団チームの練習に参加し、高いレベルに身を置いた。

 

 大学入学を機にスキーに専念することになったが、練習場を確保できずにいた。「チーム大分の合宿時やメンバーの方が広島などのスキー場に行くときに車に同乗させてもらった」。練習量は激減したが、少ない練習時間を有効に使った。「環境を言い訳にしたくない。今大会は全く納得できる結果ではなかったが次の国体に生かしたい。今後は多くの大会に出場し、場慣れして大学最後の国体に挑む。大分に貢献したい」と力強く語った。

 

スキー競技に挑むチーム大分のメンバー

 

(柚野真也)

 

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