全国高校選抜大会 なぎなた女子 3年ぶりに日本一に輝いた大分西は向上心が尽きない 【大分県】
2024/04/10
- 春の全国大会
練習場の白板に「インターハイ絶対日本一」を掲げた。全国高校なぎなた選抜大会の女子団体試合で3年ぶり4回目の優勝を飾った大分西が、夏に向けて動き出した。築城理恵監督は「全国選抜大会は3人制だったが、インターハイは5人。戦い方が変わるし、予選からのスタートになる。より一層の団結力が必要になる」と気を引き締める。
日本一に返り咲いた全国選抜大会では、1年の頃から全国舞台を経験している山名七海(3年)を中心に一戦必勝で目の前の相手を倒すことに集中した。先鋒の上杉真子(同)が勢いをもたらし、中堅の山名が確実にポイントを稼ぎ、大将の中津留未桜(同)が冷静に試合を終わらせた。「練習でやってきたことを出し切った」(山名)ことで、勝利の方程式を確立することができた。
練習では、これまで日本一を経験したOBらが練習相手となった。個人戦で準優勝した上杉は「普段から力のある先輩と練習しているので、全国に出ても力負けすることはなかった。大分西といえば強いという雰囲気が会場内にあった。先輩たちのおかげだし、それを結果で返せたことがうれしい」と振り返る。
日本一になった大分西のメンバー