全国高校選抜大会 卓球女子 大舞台を楽しみ、手応えをつかんだ中津南 【大分県】

2023/04/01
  • 春の全国大会

 大会後は各々が自分の武器を磨くとともに、全国高校選抜大会出場を目標とした。練習時間は平日2時間弱、場所は体育館の2階や剣道場の空いたスペースを利用するなど練習環境が整っているとはいえない。そのような環境で、向上心を高く保ち、効率のいい練習メニューを考えた。

 

 山口は鋭いサーブから両ハンドドライブを迷いなく繰り出す攻撃型スタイルを強化し、冷静に試合を運ぶ戦術面でも工夫を凝らした。カット主戦型の渋谷とペアを組むことで、ダブルスはチームの強みとなった。九州高校新人大会の団体ダブルスでは、狙い通り、先勝する勝利の方程式で全国高校選抜大会までたどり着いた。4人は「これまでの力以上のものを出せた」と口をそろえ、次の目標はインターハイ出場。「もう一度、全国の舞台を楽しもう」が合言葉となった。

 

次の目標は全国高校総体出場となる

 

 

(柚野真也)

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