選手権に向けて夏の強化プラン② 苦しい時間帯こそ戦えるチームへと変貌する大分東明

2018/08/21
  • 冬の全国大会

夏の強化プラン

 

①判断力

 自分たちで戦況を見極め、プレーすることが求められる。最終ラインを統率する植村颯太朗(3年)を中心に前半は無失点に抑え、後半勝負のプランを遂行する。先に得点を許すと焦りから判断を誤り、ミスを多発する課題を全国高校サッカー選手権大会県予選までにクリアしたい。

 

②結束力

 自分たちが主導権を握っている時間帯は冷静に試合を進めることができるが、歯車が噛み合わなくなったときに「ピッチの中で言いたい放題になってしまう」(有村監督)。自己主張はいいことだが、チーム一丸となって戦う協調性も必要となる。

 

③運動量

 右サイドで決定機を作る川井俊樹(2年)が「走れないことには攻撃の時間も守備の時間もつくれない。強いチームとの試合は特に走り負けないことが大事になる」と話すように、終盤の失速の原因は運動量にある。週に2度の練習では素走りを含めたトレーニングで心肺機能を高めている。その成果は少しずつだが対外試合で結果として現れ、自信となっている。

 

守備を統率する植村颯太朗

 

夏の強化プラン①の記事はこちらから→https://os-oita.com/special/fuyu/614.html

 

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