冬の主役たち 弓道女子 悔しさ糧に全国選抜の出場を決めた佐藤生望(大分舞鶴2年) 【大分県】
2024/11/30
- 新着
- 冬の全国大会
負けず嫌いが原動力となった。全国高校弓道選抜大会の女子個人に出場する佐藤生望は、県高校新人大会の団体4位、個人入賞できなかった悔しさを力にした。「県新人で悔しい結果になったので、次の大会でリベンジしようと思った。普段の練習の倍は(弓を)引いた。一本一本集中して、気持ちに波が出ないように平常心を心掛けた」と佐藤。
全国高校選抜大会の県予選では、団体は予選落ちとなったが個人戦では見事に優勝。全国行きの切符を勝ち取った。佐藤は「全国出場はうれしいが、本当は団体戦で出場したかった」とうれしさ半分、悔しさ半分の胸の内を明かす。全国選抜では「各県の技術の高い選手が集まるので、県代表として恥ずかしくない結果を残したい。全国でしか味わえない緊張感や試合までの練習や調整方法など、あらゆるものを吸収して、部員みんなに情報を共有したい」と貴重な体験を部員に還元するつもりだ。
集中力を高め、質の高い練習を心がける