冬の高校スポーツ全国大会 バスケットボール男子 新たな歴史を切り拓く柳ケ浦が8強目指す 【大分県】
2024/11/24
- 冬の全国大会
全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)に4年ぶりに出場する柳ケ浦。今年の先発メンバーの平均身長は180cmを超え、全国の強豪校と比べても引けをとらない。チームを率いて18年目となる中村誠監督は「過去最高のサイズがあり、3年生の能力が高い。次のステップを目指すチャンス。歴史を変えたい」と手応えを感じずにはいられない。
今春の九州大会では福岡の2強(福岡第一、福岡大大濠)に次ぐ3位となり、夏の全国高校総体で16強入り、さらに秋には高校から大学、社会人クラブ、プロチームが争い、日本一を決める「天皇杯全日本選手権大会」に出場するなど、これまでにない経験を積んだ。中村監督の言う「次のステップ」とは、全国ベスト8以上を指す。ウインターカップでは、準決勝から1面で試合が行われるセンターコートは「憧れの場所」だ。中村監督は「センターコートに立つかどうかで、その後の競技人生が変わる。チームとしても全国の強豪校と呼ばれるようになる。16強と8強では大きな差がある」と明かす。
4年ぶり4回目の出場を決めたウインターカップ