全国U15バスケットボール選手権大会県予選 女子 序盤からリードしたPANTHERS Jr.が5連覇 【大分県】
2024/11/10
- 冬の全国大会
全国U15バスケットボール選手権大会大分県予選
11月4日 レゾナック武道スポーツセンター
女子決勝
PANTHERS Jr. 80-40 C.A.N.
中学年代の全国U15バスケットボール選手権大会(Jr.ウインターカップ)の県予選女子決勝は、PANTHERS Jr.(パンサーズ・ジュニア)がC.A.N.に80-40で勝利、5連覇を達成した。序盤から得点を重ねたパンサーズは、チーム最多の15点を稼いだ後藤帆乃果に続き、エースの畑野ひらり、キャプテンの小野美里がともに13点と主軸の3年生がチームを引っ張った。
開始直後からオールコートのマンツーマンプレスで相手の出鼻をくじき、次々と速攻につなげた。瀬山英則監督は「試合の入りだけは集中しようと話しただけ。いつも通りのプレーができた」と相好を崩した。強度の高いディフェンスという強みを発揮したパンサーズは、その勢いをオフェンスへとつなげ、後藤のファーストシュートを皮切りに、畑野、小野が次々と得点。第1クオーター(Q)だけで26-3と畳みかけた。
2Q以降も点差を広げ、4Qにはメンバーを総入れ替え。先発メンバーがベンチから見守る中、次期エースの安部碧瑠(2年)が6連続で12得点を決める爆発力を見せ、層の厚さを示した。5度目のJr.ウインターカップに向けて瀬山監督は「全国でも強度の高い守備ができるようにしたい」と話し、小野は「チーム全員で一体となり、私たちの強みであるディフェンスから流れをつくりたい」と意気込みを語った。
決勝はダブルスコアで勝利したPANTHERS Jr.