敗者の涙③  全国高校バスケットボール選手権(ウインターカップ)女子県予選 情報科学 後輩に思いを託しコートを去る3年生

2020/11/14
  • 冬の全国大会

 2月の県高校新人大会で過去最高順位の3位となり、全国への思いは一層強くなっていた。7月の県高校総体ではベスト8と悔しい結果となり、そのリベンジを体現するかのように、全国高校選手権大会(ウインターカップ)県予選の準々決勝では、県高校総体ベスト4の大分鶴崎に30点以上の大差をつけ勝利。大会前にキャプテンの庄本萌音(3年)が「決勝戦で中津北と戦いたい」と話していた目標地点まで1試合。準決勝では県高校総体で初優勝した大分と対戦した。

 

 序盤から個人スキルの高さで得点を重ねる大分に対してしっかりと食らいつき、前半を11点差で折り返したが後半に失速。庄本が「後半は気持ちが切れてしまった」と振り返ったように、第3クオーター(Q)で得点差が徐々に開いてしまうと、前半の勢いを失う場面が増えた。軸となる庄本とセンターの植木詩織の3年生コンビが封じられ、得点が伸びない。第4Qでは最後の力を振り絞り追い上げを見せたが、最後まで追いつくことができなかった。

 

得点源としてもチームを引っ張った庄本萌音

 

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