全国高校ラグビー大会県予選  連覇の大分東明が劇的勝利

2020/11/12
  • 冬の全国大会

第100回全国高校ラグビー大会県予選

決勝戦 11月8日 大分市営陸上競技場

大分東明 31ー29 大分舞鶴

 (前半 14ー15)

   (後半 17ー14)

 

 第100回全国高校ラグビー大会県予選決勝は大分東明が大分舞鶴を31ー29の僅差で下し、2年連続2回目の花園出場を決めた。長年王者として君臨した大分舞鶴の連続花園出場記録を33回で止めた昨年の熱戦は“歴史を変えた一戦”として記憶に刻まれたが、今大会はそれを上回る激闘となった。

 

 試合序盤は久しぶりの公式戦ということもあり、両チームとも動きは固く、ミスが目立った。風上の東明は横殴りの強風にもおどらされた。「強風がキックの判断を鈍らせた。展開するラグビーという自分たちの良さを消してしまった」(白田誠明監督)。さらに昨年の雪辱に燃える舞鶴の気迫に押された。試合が動いたのは前半9分、舞鶴がペナルティキックで3点を先制する。その後は両チーム2トライを挙げるなどシーソーゲームの様相を見せ、めまぐるしく展開しながら前半は14ー15で折り返す。

 

激戦を制した大分東明

 

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