バスケ男子 ウインターカップ県予選1次ラウンド突破の注目校 基本プレーを継続した大分工業

2020/08/30
  • 冬の全国大会

 7月25、26の2日間で開催された全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)県1次予選の男子。勝ち上がったのは臼杵と日田林工、県高校総体で準優勝した大分上野丘。そして、苦戦しながらも勝負強さを見せた大分工業だった。

 

 大分工業は、2回戦の別府翔青戦でシュートが決まらず、焦りから思うような試合ができなかったが、「いいワンクッションになった」と福山浩史監督が振り返ったように、1次ラウンド突破を懸けた3回戦の大分雄城台戦では101得点をあげて勝利。内容は満足のいくものではなかったというが、勝利という成功体験が、経験値の少ない選手たちにとって今後の好材料になる試合となったようだ。

 

 3年生が全員引退し、1、2年生のみで戦う初めての公式戦ということもあり、「どのくらいの試合ができるかわからない状態だったが、よく勝ってくれたと思う」と福山監督。今後の活躍を期待させてくれる試合をした選手をたたえた。経験値は少ないものの、中学時代ジュニアオールスターで活躍した川内遼太郎と森脇遊汰、明豊中出身で県高校総体でもベンチ入りした山本尭生など、実績のある1年生の活躍も見られた。

 

苦しみながらも1次ラウンドを突破した大分工業

 

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