バスケ男子 ウインターカップ県予選1次ラウンド突破の注目校 基本プレーを継続した大分工業
2020/08/30
- 冬の全国大会
今大会で福山監督が注視したのは「一人一人が、基本に忠実に」ということ。「できないことを無理にやるのではなく、それぞれが自分の得意なプレーを、出すべき場面で確実に発揮することが大切。単純なプレーでも、何度も続けば相手にとっては複雑なプレーに見える」と話したように、個々が自身の役割を認識し、それが重なることでチーム力に発展するような戦い方を目指した。
キャプテンの大村昂真(2年)は、「3年生が引退してまだ1週間で、チームとしてはまだまだだけど、トランジション(攻守の切り替え)を速くすることを意識して、アウトナンバー(オフェンス優位の状態)をつくれたのはよかった」と振り返った。また、今回ゲームキャプテンとして出場した築地択海(2年)は、「フリースローやイージーショットを外す場面が多かったけどリバウンドは意識して戦えた」と、これからの課題を見つけられる試合ができたようだ。
チームの目標はベスト4。「2次予選までの期間を大切にして、個々のスキルを伸ばしたい」(築地)、「個人の技術が上がればそれがチーム力になる。これから約3カ月間の練習の成果を出せるようにがんばりたい」(大村)と、2次予選に向けて厳しい練習を乗り越える。
2次ラウンドの目標はベスト4
(黒木ゆか)