全国高校ラグビー大会県予選 第2シードの大分東明が12トライで決勝進出

2019/11/09
  • 冬の全国大会

第99回全国高校ラグビー大会の出場権をかけた県予選大会は3日、大分市の駄原球技場で行われ、34連覇を目指す大分舞鶴と初優勝を目指す大分東明が10日の決勝(同会場)に駒を進めた。

 

無失点勝利で4度目の挑戦へ

 

準決勝

大分東明74-0大分上野丘

   (34-0)

   (40-0)

 

 第3シードの大分上野丘と対戦した大分東明は前半からテンポ良く試合を進める。相手の低いタックルにも引かずにプレーし、開始から2分、密集から展開したボールをFBの立山諒(3年)が持ち込んでトライ。立山はこのあと前半9分までに3トライを量産し、チームを勢いづけた。

 

 白田誠明監督は、前半終了間際からコンスタントに選手を交代。「けが人が出てどんな展開になっても対応できるようにリザーブの選手もグラウンドでの経験を積ませたかった」と語り、決勝に備える構えを見せた。

 

 後半は、相手のディフェンス力が上がり、ミスも目立ち始める。一時はねばる大分上野丘に、敵陣ゴール前からのスクラムでトライを狙われるピンチもあったが、ターンオーバーするとその後は危なげない展開となる。ノーサイド間際にダメ押しの12トライ目を決め、74-0の無失点で決勝進出を決めた。

 

 4年連続の大分舞鶴への挑戦。白田監督は「相手は気持ちも強いし、簡単に勝てる相手ではない。うちはうちの良さで戦っていく」と抱負を語った。

 

4年連続の決勝進出となった大分東明

 

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