年男・年女インタビュー④ 本多琢人(ヴェルスパ大分)「今年は圧倒的なプレーで結果を残す」
- ヴェルスパ大分
Q:今季のヴェルスパ大分は須藤茂光監督が指揮して2年目、主力が残り、堅実な補強で戦力が整った印象です。今季の目標を教えてください。
昨年は9位でしたが、もっと上を目指そうという雰囲気があります。僕自身もこのチームで2年目だし、監督の目指すサッカーや求めることも分かっているのでシーズンが始まるのが待ち遠しいです。個人の目標としては全試合フル出場。10アシスト、5ゴール。大きな数字を言って自分自身にプレッシャーをかけたいし、圧倒的なプレーで目に見える結果を残したい。サッカーに全力で取り組み、勝負の年にしたいです。
Q:今季の本多選手のここを見てというアピールポイントは?
今年も中盤の左右のサイドでプレーすると思うので、何度も上下動する運動量を見てほしいし、体は大きくはないですが球際で戦う姿勢を見せたい。周りの選手に自分のプレーで勇気を与えられるように意識したいです。サッカーは伝染するスポーツだと思うんですよ。頑張っていれば、俺もやらなければと味方に広がると思うんです。そのきっかけになればいいかなと。それを試合だけでなく練習からやっていければと思います。
Q:左右のサイドでプレーするのはピッチの見え方もボールの受け方も逆で難しいと思いますが、すぐに順応したのですか?
基本は右サイドが本職です。ボールの持ち方とか、体の向きとか正反対なので戸惑いもありましたが、練習からやっているうちに逆、逆と思えば体は反応できたし、そのうち自然と動けるようになってきました。右サイドでドリブルを仕掛けていくときは、相手をライン際に追い込めばいいけど、左サイドでは右足で持てばそうはいかない。日々勉強ですが、自分なりに成長を感じながらやっています。まだまだ吸収することは多いし、うまくなれると思っています。
Q:今年は年男、24歳となりますね。
サッカー選手が脂の乗った年齢は26歳だと言われていますが、24歳はそこにたどり着くための勝負の年だと思っています。体力、技術など全てをピークに持っていきたい。言い訳できないほどストイックに、全身全霊でサッカーに打ち込みたい。今後のサッカー人生を左右する年だという覚悟で1年を過ごしたい。3月の開幕戦からガンガンぶっ飛ばしたい。亥年だし、昔から「イノシシみたいなプレー」って言われていたので、ぶっ倒れるまで走り続けます。
始動初日から万全なコンディションで臨んだ
年男・年女インタビュー
(柚野真也)