バサジィ 開幕に向けて個人の能力を磨き、チーム力の上積みを図る

2021/05/22
  • バサジィ大分

 4月17日に新体制が発表され、チームの全体練習がスタートした。昨季はコロナ禍でスケジュールが流動的になり、腰を据えたチーム作りというよりは、対応力を求められたシーズンとなった。そのなかでリーグ戦を2年連続の2位で終了。伊藤雅範監督は「自分たちではどうすることもできない不確定要素があったなかで、できることに特化してチームを作った」と振り返る。今季も対外試合の規制があり、「全く他チームとの実戦の場がないままシーズンを迎える不安はあるが、昨季までに積み重ねたことをベースにやっていくしかない」と話す。

 

 昨季まで長い期間、主力としてコートに立った森洸と田村龍太郎、元日本代表の小曽戸允哉ら6選手がクラブを去ったものの、得点力の高い森村孝志が2季ぶり、GK村山竜三が6季ぶりに復帰し、スペインでプレー経験のあるベテラン荒牧太郎を獲得。保有選手の数では例年より少ない12選手となったが、野口茅斗ら下部組織の選手で補填(ほてん)しながらシーズンを戦う。

 

2季ぶりに復帰した森村孝志

 

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