バサジィ・バレー 3連覇逃し、悔しさ残る準優勝

2020/12/05
  • バサジィ大分

 今年最初で最後の公式戦に臨んだバサジィ大分の女子バレーボールチーム。県6人制女子バレーボール総合選手権大会では準優勝に終わり、3連覇を逃した。決勝では終盤に急激に失速、勝負どころで弱さが出た。徳丸善基監督は「バサジィの名をつけて活動している以上、結果を出さなければいけない。未熟だった」と厳しい表情を崩さなかった。

 

 学生に比べて通常でも公式戦が少ない社会人クラブ。今年はコロナ禍で全ての大会が中止となり、練習試合もできない時期が続いた。今大会は試合勘を取り戻す作業から始まり、尻上がりに調子を上げていた。4月に加入した6人の選手もチームの戦い方に順応。セッターの高橋侑愛は「バサジィのやり方を理解しながら、試合を重ねるごとに高いトスと時間差を使えるようになった」と手応えを感じていた。それだけに決勝戦での逆転負けは悔しさを隠しきれず、「指導者や先輩に頼っていた部分があった。自分が試合を作れるようにならなければいけない」と再起を誓った。

 

新戦力が加わり初の公式戦に臨んだ

 

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