トリニータ 3試合連続ゴールを狙うオナイウ阿道
2019/04/26
- 大分トリニータ
リーグ戦2試合連続得点のFWオナイウ阿道が調子を上げてきた。昨季J2で22得点のストライカーは、少しずつだがチームの戦術に合いつつある。昨年のFW藤本憲明がそうであったように、片野坂知宏監督の目指すサッカーを体得するにはある程度の時間を要す。オナイウは「細かいところはまだまだだが、考え過ぎず、やれることをやる」とポジティブに現状を捉えている。
チームが始動した当初は1トップで試されていたが、開幕以降は2シャドーやシステム変更時の2トップの一角として出場。オナイウの適性ポジションを見定めている段階だが、「(大分には)うまい選手がいるので周りに生かされるようにシンプルなプレーをしたい」と考えるようになった頃から、吹っ切れた感じはある。
しなやかで屈強な体は当たり負けすることなく、スピードに乗ったスプリントで猛然とゴール前に飛び込む。7節・仙台戦のカウンター、8節・G大阪のクロスからの得点も一連の動きは淀みなく、豪快だった。ゴール前でも力まずに自然に体が動いている、本人は「イメージ通りにできた」と自賛する得点だった。
抜群の身体能力を持つオナイウ阿道