トリニータ 高山薫インタビュー「プレーで経験をチームに還元する」
2019/04/12
- 大分トリニータ
大分トリニータは14日、ホームの昭和電工ドーム大分でベガルタ仙台と対戦する。FW高山薫にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は12日付朝刊に掲載)
湘南の“顔”でもあった高山薫選手。トリニータへの移籍は「直感」だったそうだが、そこには運命の糸にたぐり寄せられたかのような何かが・・・。「言葉ではなくプレーで、僕の経験をチームに還元できればいいなと思っています」と話す。趣味はファッション、練習場周辺の温泉はほぼ行き尽くしたそうで、別府まで遠征しリフレッシュしているとか。
―これまでのチームの戦いを振り返って、ご自身の評価は?
チームとしては初戦(鹿島戦)から内容が良く、勝ち点も取れ、本当にいいスタートが切れたなと。僕自身、勝った試合は良いパフォーマンスができましたが、負けた試合は合格点をもらえないような出来で、良かったり、悪かったりの波をなくしたいなと思っています。
―(負けた)松本山雅や広島戦は硬い試合になりましたね。
そうですね。ああいう時こそ戦術プラスアルファで、自分の特徴である、相手より走って先に仕掛けたり、複数の選手がうまく絡みながらゴールを目指すところも足りなかった…。もっとしっかりやれたのにと悔いが残りました。
―湘南ではトリサポにとって思い出深い梅崎司選手(2005~07年在籍)と一緒でしたね。
梅さんは僕が川崎のユースの時から有名で、Jユースなどの大会で試合をしたこともあるし、大分のイメージです。チームスタッフが「あの若かった梅崎が“梅さん”と呼ばれる年齢になったんだ、不思議な感じ」と言っていました。広島に負けた後、電話をもらい、「もっとやれよ」って言われました(笑)。