トリニータ オールラウンダーとなったFW三平和司の進化
2019/04/05
- 大分トリニータ
今季は開幕直前のけがや病気で出遅れたが、前節の広島戦で今季初めてベンチ入り。出場こそなかったが、今週の紅白戦では主力組でプレーし、存在感を示している。「J1の選手はプレッシャーの勢いがJ2に比べて全く違う。でも、このプレッシャーを一つ外せばチャンスになる。相手の嫌がるポジションでパスを受ければ得点できる」と得点までのイメージを膨らませている。「準備はできている。やってやろうという思いは強い」。にじみ出る試合への飢えによって研ぎ澄まされ、心身共に充実しているのが分かる。
平成が終わり、新たに「令和」の時代が始まる。「これまでと何も変わらない。誰よりもサッカーを楽しんで、チームが勝つために最善の選択をして、最高のプレーをする。それが得点であってもアシストであっても構わない」。ポジションやプレースタイルが変わっても、サッカーに取り組む姿勢、楽しむことは変わらないのだろう。
今季初出場に向け準備は万全
(柚野真也)