トリニータ J1開幕直前特集②指揮官インタビュー
2019/02/23
- 大分トリニータ
指揮官が語る開幕戦のプラン
片野坂知宏監督
「プレーの判断、質は高まった。いいスタートを切ることは大事」
Q:チーム始動から開幕戦までの間、最も重視してきたことは?
新しい選手が入ったので、トリニータの戦術、やり方を理解し、スムーズにチームに溶け込むことが大事だと考えていました。開幕戦から全てがうまくいくわけではないので、長いシーズンの中で全員が戦術を理解して、狙いを持ってプレーできるように準備をしてきました。
Q:新加入選手がチームにどのような変化をもたらしていますか?
個人差はありますが全体的に理解は速いと思います。変化は試合が始まってみないと分かりません。コンディションなどの問題もありますが、いい変化がおきて、チーム力が上がってくれたらいいですね。
Q:昨年より上積みできたことは?
プレーの判断、質は高まったし、フィジカルの部分で戦える選手が増えたと感じています。
Q:仕上がり具合は?
開幕が全てではないですけど、開幕戦でいい試合をして、いいスタートを切ることは大事。シーズン通してチーム力を落とさずに戦いたいので、そういったところの準備は選手も分かっているし、開幕に臨んでくれると思います。
Q:開幕の鹿島戦の印象、そして、勝敗を分けるポイントは?
今季も全タイトルを狙えるチーム。守備が固く、個々の能力も高い。勝ち切る術を知り、慌てずに90分を戦い抜く強さ、たくましさがあります。ポイントは勇気を持って積み上げてきたものをトライすること。簡単に得点はできませんが、そこで何度もチャレンジしたいです。
ブレない戦術でJ3から着実にチーム力を積み上げてきた