トリニータU-15 向上心高く、全日本選手権に出場

2018/12/05
  • 大分トリニータ

 本戦では1回戦で浦和レッズU-15との対戦が決まっており、「身体的、技術的にも相手が一枚上だが、同じ中学生。ボールを保持し、相手の隙を突くような戦い方をしたい。そのためにはトラップのコントロールやパス、キックの個人の質、技術を向上させ、もう一段階レベルを上げなければいけない」と首藤監督。練習では試合を想定して対人プレーを増やし、プレッシャーのかかる状況で正確なプレーができるように時間を費やしている。また、九州予選で得点の大半を占めたセットプレーにも力を入れ、サイドバックながらチーム得点王となった豊島海斗に期待が高まる。

 

 選手の意識は高く、「一つでも多く勝てば注目が集まるし、アピールできる」(阿部)と次のステージを見据え、プロへの道を思い描く。阿部や豊島など5人が大分トリニータU-18に昇格し、他の選手は高校サッカーを経由し、プロを目指す。トップチームのJ1昇格は下部組織となるアカデミーに刺激を与え、好循環を生み出している。

 

全国大会に向けてレベルアップを目指す

 

(緒方美香)

  • LINEで送る

関連記事

ページトップへ