丸谷拓也 忠実、堅実なバランサーはチームに欠かせない

2018/11/09
  • 大分トリニータ

大分合同新聞社サンクスデー企画(2)

 

 昇格争いが佳境を迎えたJ2リーグ戦。今節、大分トリニータは金沢を迎え、ホーム最終戦となる。「大分合同新聞社サンクスデー」のオー!エス!企画として、キープレーヤーに焦点を当てた特集の2回目は丸谷拓也だ。

 

 攻守の要となるダブルボランチを総入れ替えした今季、そのボランチの一角に2012年のJ1昇格の立役者となった丸谷が定位置を確保し、安定したパフォーマンスを見せている。今季5年ぶりに復帰した丸谷は、大分から離れていた期間を古巣の広島で過ごし、J1リーグ優勝を経験、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)にも出場した。丸谷の大きな経験は、残り2試合となったリーグ戦で優勝を争うチームにとって心強い。

 

 「楽しんで自分たちのサッカーをするだけ」。シーズン当初から変わらぬ丸谷のメンタリティーだ。賢さに加え、球際の強さを生かした守備はチームへの献身度が高く、少ないタッチ数で前線にシンプルなパスを供給し、攻撃のリズムを刻む。シンプルなパスと守備の堅さが特性のバランサータイプのボランチだ。

 

2012年J1昇格の立役者となった丸谷拓也

 

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