大分トリニータ ムン・キョンゴンが停滞する流れを変える 【大分県】
2024/07/06
- 大分トリニータ
ムンは自分の持ち味を出しながら、「失点しないことが大事。セーブよりコーチング。シュートを打たせないようにディフェンスの選手を動かし、後ろのスペースは自分がカバーしたい」と大前提の守備に重きを置く。それは片野坂監督がGKに求める最大の条件が「ペナルティエリア内のハイボールの処理と守備範囲の広さ」であることを知っているからだ。
無失点に抑え、攻撃の起点となる。「勝てない状況が続いているが、方向性を変える必要はないと思っている。これから暑い日が続く。自分たちがボールを持つ時間を増やし守備の時間を減らしたい」とムン。リーグ後半戦、苦しい戦いが続く中、ムンは大分の最後のとりでとして、その存在感が増している。
守備陣とのコミュニケーションは欠かさない
(柚野真也)