大分トリニータ 宮崎キャンプで見えた新スタイル 片野坂流は「攻守連動」と「アグレッシブ」 【大分県】

2024/02/02
  • 大分トリニータ

 ボールを奪い、保持してからも同様である。ボールを置く位置ひとつにしても、横や後ろではなく、前を向くための意識づけが徹底されてきた。それだけに消極的なプレーには片野坂監督から厳しい口調で指示が飛んだ。このテンポアップによって、小さなミスやボールを失う場面は増えている。片野坂監督はプレー精度を上げるために、1人1人にボールを呼び込む予備動作を要求するなど、注文をつけている。

 

 始動から3週間余りが経過し、意識づけから次のステップへ進もうとしている。つまり実戦で表現できるかどうか。宮崎キャンプではJ1の横浜Fマリノス、サンフレッチェ広島と対戦し、課題が浮き彫りになった。片野坂監督は「今は結果でなく、チャレンジして得られることの方が大きい。(格上相手に)腰の引けた部分があったのは残念。スキル、戦術の部分で、まだまだ個人の能力を上げて、戦い方を合わせないといけない」と分析。試合中はせわしない時間帯が続いている。コンセプトがスタイルとして根付くまでには、もうしばらく時間と辛抱が必要だろう。

 

キャンプでは選手にチャレンジすることを求めた片野坂知宏監督

 

 

(柚野真也)

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