大分トリニータ 最適な組み合わせを見つけ、完成度を高める 【大分県】
2024/01/25
- 大分トリニータ
中盤の底でプレーする弓場将輝は「ボールを失ったときのバランスは課題だが、奪ったらゴールに向かう姿勢を出せた」と話し、ヴェルスパ戦では2得点を決めた。流動的に動く前線とのバランスを考えながら、しっかりとボールの奪いどころを定め、相手に襲いかかる。それは片野坂監督が理想とするプレーを体現しており、「仕掛けの動き」でリズムをつくるなど存在感をアピール。今季も攻守の核として重要な役割を担うことなるだろう。
より高い位置でボールを奪って攻撃につなげるコンセプトは浸透しつつある。十分な手応えを得るには至ってないものの、選手の組み合わせ次第でチャンスをつくる形が変わるなど、得点に結びつくまでのバリエーションは増えつつある。開幕までに完成度を高め、スタートダッシュにつなげたい。
存在感を示した弓場将輝
(柚野真也)