大分トリニータ 前半戦総括&後半戦の展望 【大分県】
2023/06/23
- 大分トリニータ
Q:今後の改善すべきポイントやポジションは。
4バックでも3バックでも、やることは変わらない。プレーの精度と判断スピードを上げていく作業が必要になる。やっていくしかない。ポジションでいえば、絶対的なストライカーがいない。伊佐(耕平)がすごく頑張ってくれているが、得点というところでサムエルの復調がポイントになる。けが人が多いが、今季の復帰が難しい茂(平)がプレーしていた右サイドは、松尾(勇佑)や屋敷(優成)が、その穴を埋める可能性を感じさせるプレーをしてくれている。池田(廉)の復帰も大きい。中盤でボールを動かせるようになりテンポがよくなった。チームとしての狙いをより表現しやすくなった。
Q:外国籍選手を含め、今季中での補強の可能性は。
当初から予算を確保していないので難しい。茂の離脱は誤算で、そこを補う必要はあると思うが、松尾や屋敷の成長の妨げになってしまうかもしれないので悩ましい問題だ。前線については、1トップのシステムであればFWは1人でいいわけだし、トップ下の選手に有能な選手が多く、(渡辺)新太が戻ってきた。補強の情報はいろいろと取っているが、チームの推移を見ながら考えたい。
前半戦を2位で終えた大分トリニータ
(柚野真也)