トリニータ 香川勇気インタビュー「全部勝つつもりで戦っていく」
2021/09/30
- 大分トリニータ
―連戦のときはパフォーマンスに影響はありましたか?
やはり普段よりは落ちました。我慢の時間帯が続くと集中力が切れたり、ボールを奪いに行って自分たちのボールにするよりも引いてブロックを作ったりして、結果、自分たちがボールを持てない時間帯が増えたり…。去年も過密日程の中、コンディションを調整しながらやっていましたが、今年も、どう調整するのがベストなのか探りながらやりました。
サッカーにはけががつきものなので、そのときにいるメンバーでどう戦っていくか、チーム力が問われるとも思っています。
―独自の調整法を見つけましたか?
自分は食事の面に力を入れています。特にリカバリーのときの食事ですね。口から取るものはすごく大事だと思うので、サッカー選手の知り合いやいろんな人に教えてもらった情報を取り入れて、ある程度、形になってきています。
―具体的に取り組んでいることは?
僕がやっているのは炭水化物を少なくというか、量を決めてそれ以上取らないというものです。小麦類を抜いたり、中鎖脂肪酸を取ったり、なるべく体にいいものを取り入れるようにしています。あとは、サプリメントも含めて飲む時間帯や量などを計算しながら細かくやっています。
―今後に向けての意気込みを教えてください。
2点目を取るか取らないかの勝負どころを、もっと一人一人が自覚を持ち、しっかりと見極めるようにならないと、やっぱり残留はできないと思っています。また、残留を目標にやっていても残留はできないと思うので、とにかく全部勝つつもりで、高い目標を設定した中で、着実に残留に向けて戦っていきたいと思っています。
(小野郁)