トリニータ 梅崎司インタビュー「単に古巣に帰ってきたということだけでは終わらせたくない」
2021/09/09
- 大分トリニータ
大分トリニータは9月11日、昭和電工ドーム大分で湘南ベルマーレと対戦する。MF梅崎司選手にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は9日付本紙に掲載)
「ここ数年、いつかトリニータに戻れればって、ぼんやりとですが思っていたし、常に結果を追い掛けていました。14年ぶりに戻ってきたら最年長(34歳)、月日の流れを感じます」と笑顔で話す。今夏、湘南から完全移籍で加入した梅崎司選手。「妻はすごく後押ししてくれたし、浦和の西川周作選手も喜んでいました」と付け加えた。
―チームは苦しい状態が続いています。改善していきたいポイントと自身の役割は?
どこかでもっとリスクを負って仕掛けたり、チャレンジする頻度を高くし、ゴールの精度を上げていきたい。僕自身の役割はメンタルのところですかね。強気でいなきゃ成り立たない戦術だと思うので、自分が入った時に士気を高めるために声を掛けたり、攻撃の部分でも前への推進力を出していきたいです。
―メンタルは重要ですね。
個人としても大部分のウエートを占めるし、チームとなるとさらに重要です。信念を持って、自分たちのサッカーを一致団結して貫いて、困難に立ち向かっていけるかどうか。それは、選手、監督、スタッフ含めてチームとしてつくっていくもの。一人一人が声を上げて良い方向に持っていけるかどうか、恥ずかしがるんじゃなくて自分を出してチームのために行動していくことが重要です。