
サッカーU―17日本代表 代表の誇りを胸に、平野稜太が世界へ挑む 【大分県】
サッカー
大分トリニータは5月30日、昭和電工ドーム大分でアビスパ福岡と対戦する。坂圭祐選手にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は28日付本紙に掲載)
高校、大学とキャプテンを務め、統率力には定評がある坂圭祐選手。今シーズンからDFリーダーとして守備陣を引っ張り、ゲームキャプテンも務めている。連敗中は「シンプルに選手一人一人が悔しい気持ちを前面に押し出してプレーする、そういう姿勢を見せることが大事。とにかく自分の力不足を感じています」と苦悩をにじませていた。移籍の際、西山哲平GMからセットプレーで複数点取ってほしいと言われたそうで、空中戦での強さを期待したい。
―湘南時代のトリニータの印象を教えてください。
後ろからキーパーを交えてビルドアップしていく中で、ショート、ショートでつなぎながらも一発でロング。長短合わせ、さらに裏を狙った攻撃が印象に残っています。移籍する際、自分の武器であるロングフィードなどを生かせるんじゃないかと思いました。
―「脅威の跳躍力」と言われる身体能力は意識して鍛えられたのですか?
うーん、垂直跳びは他の人とあまり変わらないんですけど、ボールがあるからなのか、サッカーの時は高く跳べます。それと、自分は背が小さいので相手より早くジャンプすることを意識しています。
―ご自身の強みは?
ラインコントロールの部分であったり、自分の横にいる選手にコーチングすることで、その選手をより生かせることが自分の良さかなと思います。
―チームはセットプレー時、坂選手の得点も期待しています。攻撃についてはどう考えていますか?
高校の頃、ヘディングばかり練習していたので、(セットプレー時のヘディングは)そこで鍛えられたんだと思います。(自分が)ゴールを奪えなくても、こぼれ球とかで得点が取れたらいいなと思っています。毎年1点ぐらいしか取っていないのでそれよりはもうちょい取りたいなとは思いますが、本職はDFなので、まずはDFリーダーとしてチームの勝利に貢献しながら、攻撃でも頑張っていけたらと思います。
―連敗脱出するためにチームとして心掛けていたことを教えてください。
どんどん自分たちの良さを出すというか、主体的なプレーをどんどん出していって、それでミスが起こってもそれは助け合ってカバーしあっていこうという話をしていました。
―試合の最後、(トリニータがリードしているときは)相手がパワープレーに出てきますが、どのように対応しようと考えていますか?
たいがい背の高い、大きな選手を入れてきますが、相手のパワーに押されてラインがずるずる下がらないよう、上げられるときには上げて、できるだけ自分たちのゴールの近くでプレーさせないよう意識しています。最後は体を張ったり、気持ちの部分だったり、そういうところが勝負の分かれ目で大きいんだろうなと思います。
(小野郁)
地区を選択
学校名を選択