トリニータ 長谷川雄志インタビュー「周りの状況を把握したら、心に余裕が生まれた」
2020/08/22
- 大分トリニータ
大分トリニータは23日、昭和電工ドーム大分で柏レイソルと対戦する。MF長谷川雄志選手にインタビューした。(大分合同新聞連動企画・新聞は22日付本紙に掲載)
左右どちらからも高精度のキックを繰り出す強みを武器に、ルーキーイヤーの去年はリーグ戦19試合に出場した長谷川雄志選手。今年はほぼスタメンに定着したといっていいだろう。7月末に入籍し「彼女は一緒にいて落ち着く存在で、常に笑顔にしてくれる最高のパートナー。より一層責任を持って、家族のため、そしてトリニータのために頑張っていきます」とコメントした。さらなる活躍に期待したい。
―猛暑の中、連戦が続いています。コンディションを維持するためにやっていることはありますか?
毎日のケアはもちろん、去年から疲労を感じた時や試合の前々日から炭酸泉(入浴剤)に入るようにしています。だいぶ(疲労度合いの)感じが違いますし、アウェーの時も持参し、いいコンディションで(試合に)臨んでいます。
―これまで、チームは思うような試合ができないことがありましたね。
そうですね。一人一人がもっと“人”に意識を持ってやったほうが良いなとか、相手が蹴ってくることが多いので、こっちはそれを上回るスピードで回していこうとか、練習の時からもっと縦パスを意識して出していこうとか、いろいろ話し合ってきました。
―加入2年目、去年と今年、自分自身で成長したと感じる点は?
試合中、常に周りの状況を把握するよう、見る回数を増やし、見る場所を変えたら、心に余裕が生まれました。そのことでプレーにも余裕が出たようで、ボールタッチが去年とは全然違うように感じています。あとはトラップ練習や試合での経験も大きいと思います。