トリニータ 知念慶インタビュー「早く得点を決めて認めてもらいたい」
2020/07/10
- 大分トリニータ
―チームにはなじみましたか?
雰囲気がすごく良いです。他のチームと比べて資金面で弱い部分がありますが、魅力的で面白いサッカーをやっていると思います。同じく新加入の渡(大生)や同い歳の小塚(和季)らとサッカーの話を結構しています。
―昨シーズン、トリニータは9位と、J1復帰組としては“台風の目”のような存在になりました。その秘密はどこにあると思われますか?
監督がすごい戦術家だということもあって、選手一人一人が地に足がついているというか、自分の役割を果たそうという思いが他チームに比べたら強いのかなと思います。選手個々のスキルは未熟な部分があるかもしれませんが、それ以上にチームの団結力だったり、みんな気持ちが入っていると思います。
―どういう部分で?
選手みんな、自分のためにプレーするんじゃなくて、チームのために走ったり、チームプレーに徹している印象を受けます。攻撃ばかりでなくて相手からボールを奪ったり、全力で守備することが大事なんだなと改めて思いました。
―対戦相手・ヴィッセル神戸の印象は?
世界的に有名な選手がいるなどパスサッカーをする素晴らしいチームだと思います。とても燃えています。限られた人数ですが、大分のサポーターの目の前で早く得点を決めて認めてもらいたいと思っているし「勝ちたい」思いがすごく強いです。画面を通じての応援もよろしくお願いします。
(小野郁)