トリニータ リーグ再開に向けて順調、イニエスタやオリベイラとなる選手は誰だ

2020/06/09
  • 大分トリニータ

 また、この日は岩瀬健ヘッドコーチ、安田好隆コーチが企画したオンラインでのチャリティー討論会の売り上げ79万3500円を寄付金として贈呈した。岩瀬ヘッドコーチは「新型コロナ対策として県内の医療機関の支援に活用してほしい」と話した。

 チャリティー討論会は4月28日から計11回にわたって行われ、両コーチのほか片野坂監督らも参加して、サッカー談議に花を咲かせた。その中で、「現役Jリーガーで大分に補強したい選手は?」の問いに対し、岩瀬ヘッドコーチは「神戸のイニエスタ」と即答し、片野坂監督は「F C東京のディエゴ・オリベイラ」を指名した。

 

 今季はカップ戦、リーグ戦の開幕2試合を終えて無得点。「得点力アップ」が最優先の課題となる。得点を演出できるチャンスメーカー、ゴールを仕留めるフィニッシャーの登場が期待される。片野坂監督は「サッカーにまつわる多岐の質問を受けて面白かったし、ディスカッションすることで頭の中が整理できた部分もある」と話し、岩瀬ヘッドコーチは「カタさん(片野坂監督)が大分の戦術をオープンに話していたので驚いた」と苦笑い。明らかにしたのは昨年までのチームのことで、裏を返せば今季はさらにチームが進化するから問題ないということ。大分にはイニエスタはいないが小塚和季がいる、オリベイラはいないが知念慶がいる。進化するチームのお披露目が待ち遠しい。

 

寄付金を贈呈した片野坂知宏監督ら

 

 

(柚野真也)

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