トリニータ シーズン総括 旋風巻き起こし9位で終了

2019/12/11
  • 大分トリニータ

J1リーグ戦9位 12勝11分11敗 35得点・35失点

ルヴァンカップ 予選敗退

天皇杯 準々決勝敗退

 

 J1リーグに大分旋風を巻き起こした、と言っていいだろう。開幕戦のアウェー鹿島に2-1と“金星スタート”し、7節から12節にかけて、6試合負けなしを記録するなど、一時は順位を3位まで上げた。その後、上位陣との対戦が続いた試合では、思うように勝ち点が増えずにいたが、前半戦最後の浦和戦では6試合ぶりに勝利。後半戦は4勝6分7敗と負け越したが、シーズンを通してGKからパスをつなぐ機能的なサッカーを貫徹。決定機を外すことも多く、総得点は決して多くはないが、与えたインパクトの大きさは相当なものだ。

 

 当初の目標であった「勝ち点45で残留」は、残り3試合を残してクリアできたことは特筆すべきこと。J1クラブで最弱の強化費でやり繰りし、J2で結果を残した将来性のある選手を補強。一度も降格争いに巻き込まれることなく9位でシーズンを終え、予想以上の成績を残した。片野坂知宏監督の4年目は成功と言って差し支えない。

 

チームの躍進を導いた片野坂知宏監督

 

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