トリニータ 片野坂知宏監督インタビュー「J1への定着、そしてタイトルを取れるチームづくりを」
2019/12/06
- 大分トリニータ
―シーズン途中で補強した選手たちは戦術理解も早く、チームにフィットするのも早かったですね。
補強についてはクラブと話し合い、トリニータのサッカーに興味を持ち、戦術理解度の高い、さらに即戦力となる選手をチョイスし、うまくいったと思います。
―今年は選手たちとやや距離を置いた指導を心掛けたと聞きましたが、その意図は。結果的にプラスに働きましたか?
距離を、ということではなくて、ちょっとした甘さや緩みが成績に響いてくる厳しいリーグなので、まず自分自身が選手に対して過保護になりすぎないよう、毅然とした態度で指導をしていかなければと課したことでした。例えば、これまでベンチ外や交代した選手と話をしていましたが、「こういう決断をした」と示すほうがいいと考え、あえて何も伝えなかったり。それが良かったのか悪かったのかということは分からないし、(以前からチームに在籍していて)僕のことを知っているか否かによっても選手の感じ方は違うでしょうしね。
―サポーターは続投を喜んでいます。メッセージをお願いします。
来年はJ1に定着できる戦いができることはもちろん、タイトルを取れるようなチームづくりをしていきたいと思っています。一緒に戦い、強力なサポートをよろしくお願いします。
(小野郁)
=プレー写真は大分トリニータ提供=