トリニータ 田中達也インタビュー「想像していなかったような新しい発見もある」

2019/09/14
  • 大分トリニータ

―(ボールを)持たされているということではなく?

周りから見ると「持たされて何もできない」と見えるかもしれませんが、カタさん(片野坂知宏監督)やヤッさん(安田好隆コーチ)などコーチ陣の方も言うように、常に自分たちがボールを握っていれば相手はシュートを打つことはできません。こちらに攻撃権があることは最大の守備です。攻撃回数が100回と100回の殴り合いのサッカーに対して、ボールをしっかり保持して50回しか攻撃を受けないようにすれば失点するリスクを極端に減らせると思うんで。そういうサッカーで、かつ0に抑えながら、得点を取りに行くのが理想です。

 

―“つなぐ”ことへのこだわりは?

単につなぐのではなく、相手のスペースを見て判断するということです。その時の判断と質で勝負が決まると思っています。

 

―残り9試合、湘南戦に向けての意気込みを。

湘南は前からどんどん来ると思うので、そういうチーム相手でも自分たちのサッカーをしっかりやって勝ち点3を取れればいいと思います。あと9試合、上位に行けるチャンスはまだある。今の順位に満足せず、一つでも上の順位で終われるように、最後、ゴールを決めきるとか、いいクロスを上げて得点をアシストしたいです。

(小野郁)

=プレー写真は大分トリニータ提供=

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