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新年の風物詩 おおいたシティハーフマラソン2019

新年の風物詩 おおいたシティハーフマラソン2019

 新年のマラソン大会として定着してきた日本陸上競技連盟公認・大分合同新聞社杯おおいたシティハーフマラソン(大分陸上競技協会・大分合同新聞社主催)が13日、大分市営陸上競技場をスタート・フィニッシュするコースで開催された。高校から一般まで1159人のランナーが参加。大会セレモニーでは、大分合同新聞社取締役新聞事業本部長の佐藤政昭氏が「ケガのないレースにしましょう」と開会宣言した。当日の気温は8.4度。前日からレース直前まで小雨が続き、足場の悪い中、一斉にスタートした。

 

 一般男女が参加するハーフマラソン(21.0975㌔)と、高校生男女も参加できる10㌔コースで競った。レースには企業の陸上部やクラブチーム所属の一般ランナー、陸上部所属の高校生らがエントリー。フラットなコースであることから、初めてレースに参加する初心者も気軽に参加できる大会だ。会場の大分市営陸上競技場をはじめ、沿道でもランナーに向けて多くの声援が響いた。

 

今年も“熱走”が繰り広げられた

 

 10㌔レースでは、高校男子は1位から5位、高校女子は1位、2位を大分東明高校の選手が独占。全国大会常連校がその強さを発揮した。高校男子で1位となった東明の河野友誠(2年)は30分27秒でゴール。大会に向け一定のペースを保って走る練習を重ねた。「7㌔地点までは抑えて余力を残し、残り3㌔で勝負しようと思っていた」と、練習の成果が発揮され、計算どおりのレース展開ができたと振り返った。「ロードレースでの優勝は初めてなので都大路(全国高校駅伝大会)への自信につながると思う」と、精神面の成長にも結びつく走りができたようだ。

 

 また、同じく10㌔レース高校女子1位(36分30秒)でゴールした大分東明の賀籠六里歩(2年)は、一般女子ランナーに食らいつき、粘りのある走りを見せた。「ラスト3㌔でペースを上げる予定だったが前半でエネルギーを使いすぎた。昨年よりは好タイムだったのでリベンジできてよかったけれど、想定タイムよりは遅かった」と、課題が見えたレースとなった。

 

10㌔レースの高校生では大分東明が上位を独占

 

(黒木ゆか)

大会結果