スター候補生インタビュー① サッカー 高畑奎汰(大分トリニータU-18)
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新たな年が始まった。
高校、大学で貴重な経験を積み、新たなステージへ飛び出す選手たちがいる。
彼ら彼女たちは、新時代の扉を開け、どんな驚きをもたらしてくれるのか。
新春企画として、県内の5人のスター候補生に思いを聞いた。(4回続き)
大分トリニータの誇る育成組織から新たなスター候補がトップチームに昇格する。高畑奎汰(大分トリニータU-18、大分東明高校3年)は左利きの攻撃的なサイドバックとして、精度の高いキックを武器に得点機を演出する。U-16日本代表にも選出された将来有望な選手が、J1の舞台でどれだけ輝きを放つことができるのか楽しみだ。
Q:1月8日に新入団記者会見が開かれ、プロ選手としてスタートします。今年は6年ぶりのJ1へと舞台を移します。現在の心境は?
A:トップチームへの昇格が内定した頃はJ1昇格争いをしていて、J1でもJ2でもどちらになってもチームの勝利に貢献したいと思っていました。J1昇格が決まった時は、右腕を骨折していたのでリハビリをしていて、チームメートが教えてくれました。素直にうれしかったし、J1に上がってほしいと思っていました。当然J2よりもチーム内の競争は厳しくなるし、高い意識を持って練習しないといけないと感じています。
Q:大分出身の清武弘嗣(セレッソ大阪)と同じ明治北SSS出身で、中学からトリニータのアカデミーに入り、そのまま順調にU-18、トップチームに昇格しました。プロを意識したのは、どの時期ですか?
A:小学校の頃から漠然とプロになりたいと思っていたのですが、U-16日本代表に選ばれた頃から、プロになるために何をしなければいけないのか考えて練習するようになりました。高校1年の5、6月ぐらいにトップチームの練習試合に参加させてもらったのですが、いろんな意味で驚きました。スピードもプレーの判断も高校とは明らかに違い、自分のレベルが分かりました。ショックというよりは、ここまで上げなければプロになれないと明確になりました。あの頃に比べ自分のプレーに自信がついたし、今は不安よりもプロでプレーできる期待の方が大きいです。
大分東明高校でのトップチーム昇格記者会見