憧れだったプロサッカー選手の道を歩み始めた。今月１日に柳ケ浦高校を卒業した松木葵は、女子プロリーグ「WEリーグ」で初代王者となったINAC神戸レオネッサに加入した。すでに２月からチームに合流し、環境の変化に戸惑いながらもプロキャリアをスタートさせている。

　卒業式出席のために仲間の元に帰ってきた松木は、ひとときの休息がリフレッシュになったようだ。同学年のチームメートと再会したことで、「卒業後はそれぞれの道を歩むけど、お互いに頑張ろうねと声を掛け合った。ここ（柳ケ浦）で過ごした３年間は私のサッカーの根っこになる」と気合が入った。また、後輩には「ここは互いを高め合える場所。本気で日本一を目指してほしい」とエールを送った。

３年生部員と笑顔で卒業式を迎えた