女子サッカー プロの夢をつかんだ松木葵(柳ケ浦3年) 【大分県】

2023/03/12
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 高校入学当初は170cmの長身ストライカーとして入部。1年生の頃は、けがで思うようなパフォーマンスを見せることができず、苦しい時期を過ごした。2年生になってからは途中交代でピッチに立つことが増え、冬の全日本高校女子サッカー選手権では1回戦負けとなったが1得点でアピール。この活躍がプロの強化部の目に留まり、各チームの練習に参加する機会が増えた。

 

 その頃からプロで通用するためにポジション転向を考えるようになり、センターバックでプレーすることも増えた。「サッカーを始めてずっと攻撃的な選手だったけど、守備をするようになって相手が何を考え、どんなプレーを選択するのか分かるようになった」と前向きにポジション転向を受け入れた。

 

 神戸は左右両方で精度の高いロングパスを得意とする選手として評価し、今後は最終ラインが持ち場となる。高校入学時から3cm伸びた身長は、チームで最長、今後は高さも武器としレギュラーを目指す。「スピードも技術も全然足りない。まずは身体的な能力を高め、練習からいいプレーを増やしてアピールしたい。神戸には日本代表の選手が多くいるので、先輩たちのプレーを参考にしたい」とレベルアップを図り、次に目標としていた日本代表での活躍を目指す。

 

部員に祝福されプロ入りした

 

 

(柚野真也)

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