ブラックスジュニア(ラグビー) ノーサイドが原点

2019/06/03
  • クラブ・部活訪問

 「試合に勝つのはうれしいことだが、そこに重きを置いている訳ではない。子どもは成長期が早いか、遅いかで力に大きな差が出る。もしかしたら明日には逆転しているかもしれない。試合結果も成長“過程”の一つだと思っている」。福浦監督は、結果より、試合に出て勝つ喜び、負ける悔しさを知り、何か一つでも感じ取ること-それが大事だという。

 

 礼儀などを厳しく指導するクラブチームも多いが、「やらされたことは身につかない」というのがブラックスジュニアの考え。子どもたちは、先輩を見て年齢に応じた礼儀を自然と身につけ、練習、試合の中でコミュニケーションの大切さなどを知る。自ら学んだことは心に深く刻まれ、決して忘れることはない。それこそが真の成長といえるのかもしれない。

 選手たちのほとんどが中学でラグビーを続ける。それは監督はじめ指導者たちの思いが伝わり、大分ラグビー界の未来を担う「ラグビーが大好きな子ども」が育っている証しでもある。

 

高学年になれば練習にも熱が入る

 

クラブデータ

 

大分舞鶴ラグビークラブ・ブラックスジュニア

練習場所:大分舞鶴高校 第2グラウンド

対象学年:小学生

練習日:毎週日曜日10:00〜12:00(5・6年生は土曜日も実施)

対象地区:なし

問い合わせ:090-4987-3324(福井)

 

(甲斐理恵)

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