大分ラグビースクール 子どもと向き合い、本音でぶつかる

2019/01/09
  • クラブ・部活訪問

 幼稚園生から中学生まで総勢144人(2018年11月現在)が在籍する大分ラグビースクールは1967年開校、一昨年に50周年を迎えた伝統あるラグビースクールだ。多くの全国高校ラグビー大会出場選手やトップリーガー、日本代表選手を輩出してきた。

 

 練習は毎週土曜(小学5年以上)と日曜にある。基礎を重点的に鍛え、学年が上がるごとにより実践的なメニューに取り組んでいく。大勢がぶつかり合うグラウンドはいつも活気に満ち、厳しい声に緊張が走ることも多い。

 「子どもたちときちんと向き合い、本音でぶつかってこそ信頼関係が生まれる。うわべだけの言葉では何も伝わらない。良くないことは本気で叱り、褒めるべきことはしっかり褒める。当たり前かもしれないが何より大切なこと」と熱く語るのは御沓稔弘校長。全員がボランティアという34名のコーチと保護者が協力し、“子どもたちのために何ができるのか”を常に考えながら熱のこもった指導を行っている。各学年にそれぞれ3、4人のコーチを配置するのには理由がある。「一人ひとりの成長具合をきちんと見ていきたい」。そんな思いがあるからだ。

 

一人ひとりの成長速度に合った指導をする

 

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