大分ラグビースクール 子どもと向き合い、本音でぶつかる

2019/01/09
  • クラブ・部活訪問

 子どもたちは、厳しくも愛情あふれる練習の中で礼儀や自立心、協調性などを育んでいくが、成長のチャンスはグラウンドの外にもある。その一つが県外のラグビースクールと生徒交換を行う伝統のホームステイ制度だ。知らない土地、初めての家庭で過ごす時間は子どもたちの意識を大きく変え、戻ってきた時は一回りも、二回りも成長した姿を見せるという。

 

 現在、目標に据えているのは九州チャンピオンになること。そこに向け、ひたむきに練習に取り組んでいるが、試合に勝つ、強い選手を育てることだけを目指しているわけではない。御沓校長は、「子どもは宝。ラグビーを通してさまざまなことを学び、将来役立つ“生きる力”を身に付けてほしい」と最終着地点を語る。

 

 大分ラグビースクールの子どものほとんどが、卒業後も高校でラグビーを続ける道を“迷いなく”選ぶ。それは、御沓校長やコーチたちの熱意がしっかりと伝わっている証でもある。

 

クラブデータ

特定非営利活動法人 大分ラグビースクール

練習場所:弁天島公園グラウンドほか

対象学年:幼稚園生〜中学3年生

対象地区:なし

HP:http://www.oitars.com

問い合わせ先:事務局 上野隆信090-5470-2705 oita_rs@yahoo.co.jp

 

幼稚園生から中学生まで総勢144人

 

(甲斐理恵)

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