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県スポーツ少年団駅伝 男子は豊後高田陸上クラブが連覇

県スポーツ少年団駅伝 男子は豊後高田陸上クラブが連覇

第28回大分県スポーツ少年団駅伝交流大会(男子)

2月11日 昭和電工グラウンド特設コース

1位 豊後高田陸上クラブ(34分38秒)

2位 滝尾陸上(35分13秒)

3位 大分中央陸上(36分02秒)

 

 第28回県スポーツ少年団駅伝交流大会は11日、大分市の昭和電工グラウンド特設コース(7区間9.95㌔)で行われた。男子は豊後高田陸上クラブが2連覇を達成した。三上忠明監督は「走った7人全員が力を出し切った」と快心のレースを振り返り、一度もリードを奪われなかった選手たちをたたえた。

 

 区間賞を取った1区の南隼人、4区の小川龍悟、アンカーの坂本伊葡希の6年生3人を中心に配置がはまり、選手も期待に応えた。「調子が良かったので最初からとばした」と南が1区で抜け出し勢いをつけたことで、後続の選手はのびのびと駆け抜けた。4区の小川は「体が軽かった。楽しく走れた」とリードを広げ、アンカーの坂本が力強い走りで後続をさらに引き離しゴール。「気持ちよく走ることができた。2連覇できてうれしい」と笑顔を見せた。

 

区間賞を取った(左から)小川龍悟、南隼人、坂本伊葡希

 

 幼稚園年長から小学6年まで在籍する豊後高田陸上クラブは、練習が週2回と少ない。5分間走やインターバル走など短い距離を走るメニューが多く、三上監督は「練習が終わった後も、また走りたいと思わせるぐらいがちょうどいい距離」と話す。66歳の三上監督は今もマスターズの大会に出場するなど現役ランナーとして走り続ける。だからこそ、「長く続けられる競技だから小学生年代は楽しく走ってほしい」との思いが強い。

 

 同クラブ出身者は中学、高校と競技を続ける選手が多く、「県内一周大分合同駅伝競走」に出場する選手も多い。チーム一の負けず嫌いの南は「中学でも陸上を続ける。記録を伸ばし続けたい」と話し、坂本も「マラソンは続けたい。これからも優勝できるような選手になりたい」と意気込みを語った。三上監督は、「選手が強くなりたいと意志を持ってくれることはうれしい。今後もそういうチームをつくりたい」と感慨深げだった。

 

2年連続3度目の優勝となった豊後高田陸上クラブ

 

 

(柚野真也)

大会結果