
大分トリニータ シーズン総括 戦い方を徹底できず低迷、降格危機で現実路線へ 【大分県】
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2018県高校総体レポート〜憧れの舞台を目指して〜
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県内各地で熱戦が繰り広げられている県高校総体。
高校生アスリートの青春をかけたドラマは、
感動と興奮、歓喜と哀愁を与えてくれる。
今年も才能あふれる選手がそろった県内の高校スポーツ。
ここでは大分の未来を担っていく選手たちを紹介する。
安東莉奈(日出総合高校2年)
県高校新人大会でも制した「500mタイムトライアル」で連覇。短距離を得意とする安東莉奈にとって、いま最も欲しいのが「ケイリン」での優勝。県新人大会では、自ら勝負を仕掛けながら全員に抜かれるという苦い思いをした。今大会も果敢に勝負に出たが、ゴール手前で捉えられ、惜しくも2位に終わった。「絶対に優勝したいと思って臨んだので悔しい」とその気持ちを表情にもにじませながら、「ただ、自分から試合を動かせたのは良かった」とレースを振り返る。
悔いは残るものの自身の成長は感じている。特に県新人大会後に始めたという朝練の成果を実感している。練習は裏切らない。ダッシュでハムストリングと大臀筋を鍛えて瞬発力を強化し、次こそケイリンで栄冠を手に入れると誓った。
(冨松智陽)
羽田野愛花(別府翔青高校2年)
脚力を生かした力強い走りでスプリント種目の優勝を手にした羽田野愛花。伸び盛りの高校2年生は自転車競技を始めて1年余りだが、試合に出場するたびに自己ベストを更新する。「練習した分だけ伸びる」と日頃から重いギアを速く回すことに力点を置き、スピード強化に余念がない。
小学4年から始めたバスケットボールによって培われた基礎体力は高い。ハンドルを引きつける上半身の筋力もあり、身長166cmの恵まれた体型はスプリント向き。ただ、経験不足のため、より繊細な作戦と瞬時に判断できる能力、駆け引きは勉強中。「スタートが下手なので練習するしかない」と弱点を克服し、さらなる飛躍を誓う。「自転車はスピードが凄い。自分の体だけでは出せないスピードに乗ったときの爽快感がたまらない」と体感したことのないスピードを追い求め、競輪選手になることを夢見る。
(柚野真也)
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